伝染性膿痂疹(とびひ)とは
乳児では鼻腔、被髪頭部から連続性の感染により生じやすく、小児では汗疹、虫刺されや擦過創(すりきず)に続発し、またアトピー性皮膚炎のようなかゆい皮膚を搔いているうちに発生する。幼児では鼻、口、耳の周囲から発生し急速に他の部位に拡大する(俗に言う「とびひ」)。初めは赤い表在性の水泡が破れてびらん面になり、痂皮(かさぶた)を伴う。
伝染性膿痂疹(とびひ)
の原因
主に黄色ブドウ球菌による表在性の可能性炎症。高温多湿の時期に多い小児の皮膚疾患。
日常の注意点
入浴は控える
細菌感染なので、皮膚の清潔のためプール、海水浴、浴槽での入浴は治癒まで不可。シャワー浴のみ。